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≪菜餅(なもち)づくり&とちの実割り体験≫
11月15日(日) 参加者42名


郷土料理の一つである〝菜もち〟作りに挑戦!

菜餅をまるめている写真


菜餅とは?

菜もちはお米と里いもを一緒に炊いてつぶし、菜っ葉 (大根菜)を刻んで混ぜ合わせ
丸型にして炭火で焼くと いうモノなのです。
里いもの代わりにじゃがいもを使うこともあります。

菜餅を焼いている写真


囲炉裏でじっくり焼き上げます!

これが素朴でおいしいんです!!まさに田舎のスローフードでありパワーフード!!
いくらでも食べられてしまいます。 

実はこの菜もちにも昔の人の知恵が込められています。それは荒々しい山に囲まれた
この地域ではその昔お米を作るには十分な土地がありませんでした。
よってお米は貴重とされこのサトイモは〝かさまし〟の役 目があったというわけなのです。

『限られたあるもので新しいものを生み出す』

これって生きた知恵なんですよね。 

モノが溢れた現代の私たちが学ばなければいけない大切な姿勢です。
そしてその先には新たな出会いと喜びがあってふと豊かさを手にしている事に気がつく
幸せな時間だったりするように思います。

あわせて、とちの実割りにも挑戦!

栃の実を温めている写真


9月にみんなで山へ拾いにいった実を乾燥させて一昼夜山水にふやかしたものを
お手製の専用道具でぐりぐりと割っていきます。

栃の実を割っている写真1


けっこう 難しい・・・

栃の実を割っている写真2


割るコツは押さえつけず、ぐりぐりと全体を揉むようにします。
そうすると殻と渋皮がきれいに取れます。
この道具、春日美束地域では「がんじり」と呼ばれますが、地域によって
さまざまな名を持ちます。

とちの実を流水でアク抜きしている写真


ふ〜っ ようやく割れたら・・・

アク(渋味)を抜くため、流水でさらします。初めは驚くほど泡がブクブクたちますが
2〜3日すると落ちついてきます。数日間行い、よいよ「とち餅づくり」へと進みます。


過去のイベント「とち餅づくり」を見てみる
    ⇩

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